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ホーチミン市、地下駐車場の代わりに組立式の高層駐車場を計画
<写真:VN Express>
ホーチミン市の地下駐車場建設プロジェクトが何年経っても一向に進まず、同市は繁華街への組立式の高層施設の建設を検討している。
同市交通局は1区の9月23日公園とレバンタム公園、タオダン公園に組立式の高層駐車場を建設する計画を進めている。これらの公園周辺エリアは商業サービスや娯楽の目的地となっているが、深刻な駐車場不足に陥っている。
同局の道路インフラ管理・開発部門の責任者であるゴー・ハイ・ドゥオン氏によると、組立式駐車場の利点は地下駐車場や他のタイプの高層駐車場と比べて占有面積が少なく、コストも低予算での建設が可能である。
また、増設による駐車スペース拡大も容易で、必要な場合には解体や移転することも容易となる。同局は1部の投資家と協力して計画を研究・完成させて同市行政に提案していることを明らかにしている。
ベトナム都市開発計画協会のグエン・フー・グエン氏は現時点で地下駐車場が建設されていないという状況の中で、組立式の高層駐車場は都心部の緊急問題を解決するのに適したソリューションであると指摘する。
組立式の高層駐車場プロジェクトはスペース節約に役立つため、多くの諸外国の大都市で実施されている。また、低コストで実施プロセスもシンプルであるため、投資家を惹きつけることが容易である。
ホーチミン市都心部にある4つの地下駐車場(自動車6300台、バイク4000台収容)は、10年以上前から白紙のままになっている。
これらは1区の中心部に建設され、他の商業サービスとともに運営される予定であった。しかし、メトロ1号線の建設や今後のメトロ2号線計画への影響、建設許可や技術設計の評価といった多くの重要な要件が満たされていないこと、同市と開発業者の交渉決裂などによって塩漬け状態である。
現在、ホーチミン市内にある駐車場は計画の20%しかなく、900ヘクタール分の駐車場が不足している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。