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ホーチミン市の「立ちション」問題、多くの住民を悩ませる

2022年09月21日(水)08時50分 公開
ホーチミン市の「立ちション」問題、多くの住民を悩ませる

<写真:VN Express>

 

公共の場での立ち小便は世界の多くの都市で昔から問題として取り上げられることが多いが、公衆トイレが少ないホーチミン市の多くの繁華街も同様の状態で多くの場所が立ち小便による悪臭を放っている。

 

地元報道機関は同市中心部である1区では尿の水たまりが道路をひどく汚しており、誰も吐き気をもよおすことなく通り過ぎることができないほどだとして報道している。

 

多くのバイクタクシー運転手や露天商などの非正規雇用者は1日の大半を屋外で過ごすため、公共の場で排泄することを余儀なくされる。

 

特に同市のバスターミナルやバス停、ビンタイン区のグエンフーカン通り、1区のグエンティミンカイ通り、3区のボーバンタン通りといった人通りの多い場所では酷い尿臭が漂っている。

 

1区の9月23日公園で飲料の露天商をしているアインさん(52)は路上で立ち小便をしている人をよく目撃するという。

 

ホーチミン市の公共の場で立ち小便をする人に出くわすことは珍しいことではなく、遭遇してしまった多くの歩行者を悩ませている。

 

ショッピングモールやバスターミナルにあるトイレや歩道にある公衆トイレは、バイクタクシー運転手にとって選択肢の1つにはならない。

 

アインさんによると、本当は近くのトイレで用を足すことができるのに、バイクタクシー運転手達は立ち小便の習慣に慣れてしまっているという。

 

ベトナムの法律では無許可の場所での排尿・排便に対して15万ドン〜25万ドン(約910〜1520円)の罰金が定められているが、世界の多くの都市と同様に立ち小便問題は根強く残っている。

 

パリでは歩道に小便器を設置して公衆の排尿の横行を抑えようとしている。

 

また、サンフランシスコでは小便を犯人に吹き返させる撥水塗料が立ち小便頻発箇所の壁9つに塗装されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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