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ホーチミン市、新空港ターミナル用に軍用地を取得へ

2022年10月12日(水)09時34分 公開
ホーチミン市、新空港ターミナル用に軍用地を取得へ

<写真:VN Express>

 

ベトナム国防省は10月中にホーチミン市の空港拡張のために、16.05ヘクタールの土地を同市に譲渡する予定である。

 

タンソンニャット国際空港の第3ターミナル建設のために14.7ヘクタールの土地を直ちに譲渡し、残りは10月30日までに引き渡しが行われる。

 

土地の費用は1兆1520億ドン(約70億4022万円)となっている。

 

また、ベトナム政府はターミナルにつながる道路を建設するための11.8ヘクタールの引き渡しを承認しており、同市が最初の取得費用を支払った後に譲渡される予定である。

 

第3ターミナルは年間2000万人の乗客を収容する能力があり、既存のターミナルへの負担軽減が期待されている。

 

工事費用は10兆9900億ドン(約671億6317万円)で、国営のベトナム空港公社が資金を提供する予定である。今年7月にファム・ミン・チン首相は「遅くとも2024年9月までに工事を完了させる」と発言していた。

 

タンソンニャット国際空港はベトナムで最大かつ最も利用客の多い空港で、第1・第2ターミナルは国内線と国際線に利用されており、1日に840〜850便、13万人の旅客を扱っている。

 

同国際空港は長年にわたって過負荷状態にあり、滑走路や誘導路の沈下だけではなく、目に見えるひび割れや変形が発生した状態である。

 

2020年までに年間2500万人という設計能力に対し、2017年から年間3600万人の旅客を受け入れている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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