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ドンナイ省のカラオケ店摘発、売春を強要された14人を救出

2022年12月07日(水)10時52分 公開
ドンナイ省のカラオケ店摘発、売春を強要された14人を救出

<写真:VnExpress>

 

ドンナイ省ビエンホア(Bien Hoa)市警察は今月始め、カラオケバーで監禁され、売春を強要されていた女性14人を救出した。

 

捜査情報によると、今月始めに同省ビエンホア市で8人の男性グループに監禁されている18歳〜25歳の女性が発見された。

 

今回の摘発は国家警察とビエンホア市警察の共同捜査によるもので、捜査チームは同市内で顧客に売春を提供している複数のカラオケバーの調査を進めていた。

 

同市警察は5日、捕らわれていた女性たちを保護し、グエン・ティ・カム・トゥエン容疑者(31)とその夫であるチャン・ディン・フン容疑者(31)をはじめとする13人の容疑者を逮捕した。

 

トゥエン容疑者とフン容疑者が経営するカラオケバーでは、女性たちを意に反して働かせる人身売買組織が運営されていたことが明らかになっている。

 

当局によると、容疑者夫妻に対して違法な人身監禁、財産横領、暴利による違法個人融資、売春組織運営・斡旋、詐欺の容疑で捜査が進められている。

 

また、同市警察は容疑者夫妻の自宅から、武器の隠し場所や違法な高利貸しに関する証拠書類を押収したという。

 

容疑者夫婦はホーチミン市で就職斡旋業者を雇い、女性たちを高い給料と良い労働環境という虚偽の内容で騙して経営するカラオケバーで働かせるとともに、顧客へ性的サービスを提供するように強要していた。

 

監禁されていた女性らは容疑者夫婦から毎月20〜30%の利子で2000〜2500万ドン(約11万4050〜14万2570円)を貸し付けられており、冷酷な取り立てが行われていたという。

 

ベトナムでは女性が騙されてカラオケやマッサージ店で性労働に従事することが決して珍しいことではなく、こうした女性の大半は貧しい家庭の出身であり、家族を養うために学校を中退して職を探すという。

 

そして、今回の様に人身売買業者の虚偽情報に騙されて喰い物にされてしまうことが後を絶たない。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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