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ぼったくり・割り込み・適当、海外旅行者のカルチャーショック
<写真:VnExpress>
ベトナムに10年近く滞在する英国人のイアン・ペイントン氏がビジネスインサイダーに「ベトナム観光でやってはいけない7つのこと」を投稿し、ベトナムの地元メディアが「ベトナムにおける欧米人旅行者の3つのカルチャーショック」として1部を紹介した。
同氏がカルチャーショックを受けたことの1つ目は「列への割り込み」である。時代の流れに従って改善されつつあるが、銀行や空港の入国審査カウンターといった場所で強制されない限り、ベトナム人が列に礼儀正しく並ぶことは一般的ではないという。
同氏によると、ベトナム人は列への割り込みを無礼であるとは考えておらず、他のベトナム人が列へ割り込みをしているため、同じ様に行動しているだけである。
2つ目として取り上げられたのは「露天商のぼったくり」で、同氏は「露天商との交渉を恐れないように」と呼び掛けている。統計データを提供するStatistaによると、2018年時点でベトナムには43万人以上の露天商が存在する。
ストリートフードに関しては販売価格を明示した看板が設置されていることが多いが、服飾品といった物品を売り歩く露天商が外国人に対して過剰請求をすることは珍しいことではない。同氏によると、こうした露天商から物品を購入する場合は交渉が必須で、露天商による提示価格の半額を目安にすると良いという。
また、帽子(ノンラー)と商品を持って記念撮影を勧めた後、1ドル(約134円)前後の支払いを要求する露天商等には注意が必要である。
3つ目は「適当さ」であり、ベトナム旅行ではスケジュール通りに物事が進まないことや、ベトナム人から言われたことが事実と全く相違していることが頻繁にあるという。
同氏はベトナム人の時間や仕組みは少し流動的であり、「イライラしたり怒ったりするよりも、不安や驚きに寄り添うことが大切である」として呼び掛ける。
引用元のビジネスインサイダーでは他に、「公的な場等で露出の高い服装を避ける」「神社や寺の周囲では敬意を払う」「出会い系アプリを利用したナイトクラブ詐欺に気をつける」といったことが挙げられた。
同氏はまた、ベトナム旅行をする際にハノイ市やダナン市、ホーチミン市の3大都市だけではなく、イエンバイ省ムーカンチャイ(Mu Cang Chai)郡やハザン省の棚田、フォンニャケバン洞窟、古都フエ等を訪問するように推奨している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。