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豚の血液スープを摂取、男性2人が豚レンサ球菌症に感染して重症化
2023年03月15日(水)10時23分 公開
<写真:Tuoi Tre>
ハノイ市の国立熱帯病病院は14日、屠殺した豚の血液を使用したスープを摂取した2人が豚レンサ球菌症(豚溶連菌)への感染で重症化し、同病院で治療を行ったことを明らかにした。
患者はナムディン省在住のD.T.Dさん(51)で、結婚式に向けた豚の屠殺に参加した際に豚の血液を使用したスープを摂取し、1日後に疲労感と40度の高熱、悪寒を訴えて同省総合病院へ入院したという。
Dさんは同病院で敗血症性ショックと肝硬変と診断され、点滴や抗生物質による治療が行われたが、症状が改善しなかったため、国立熱帯病病院へ移送された。
国立熱帯病病院で豚レンサ球菌症への感染が確認され、同病院への搬送から11日後に症状の改善が見られたという。
もう1例の患者は同省で豚の屠殺業者として働くD.T.Cさん(44)で、家族に興奮状態にあるところを発見された後、呼吸不全の昏睡状態に陥った。
Cさんも同省総合病院へ搬送された後に国立熱帯病病院へ移送された。17日間の集中治療の後に危篤状態を脱し、現在の症状は安定しているという。
ハノイ市ソクソン郡でも以前、豚の血液を使用したスープを摂取したことによる緊急事態が発生したことがある。
ベトナム保健省予防医学局は豚レンサ球菌のヒト感染防止に向け、加熱不足の豚や病死した豚、血液を使用したスープの摂取を止めるように勧告している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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