ベトナムの生活費はハノイが最も高い、ホーチミンは3番目

2023年03月30日(木)15時20分 公開
ベトナムの生活費はハノイが最も高い、ホーチミンは3番目

<写真:Tuoi Tre>

 

ベトナム統計総局(GSO)が29日に発表した「2022年の空間別生活費指数報告書(Spatial Cost of Living Index=SCOLI)」によると、同国内での生活費はハノイ市が最も高く、次いでクアンニン省、ホーチミン市、ダナン市、バリア=ブンタウ省の順となっている。

 

生活費が最も安い地域は順にクアンチ省とチャビン省、ベンチェ省、ソクチャン省、ナムディン省であった。

 

GSOによると、空間別生活費指数は相対的な指標であり、各省や市の物価をパーセンテージに換算した生活費指数を比較したもので、各地方の傾向や生活費の変動を反映している。

 

GSOは2014年から同指数を1年に1回発表しており、今回は9回目となる。

 

同指標でハノイ市が1番となったのは昨年に続き2年連続である。

 

ハノイ市とクアンチ省で同様の消費財やサービスを購入する場合、ハノイ市では1製品(またはサービス)あたり100ドン(約0.56円)であるが、クアンチ省では86.8ドン(約0.49円)となっている。

 

ホーチミン市では多くの必需品グループの価格がハノイ市よりも安価となっており、ホーチミン市の衣料品や帽子、靴の価格はハノイ市の78.07%に過ぎず、文化や娯楽、観光サービスの価格は91.72%、家電製品や電化製品の価格は94.43%である。

 

GSOの説明によると、一部必需品の価格がハノイ市よりホーチミン市の方が安価である要因は、豊富な商品供給と小売商品の需給が整理されているためであるという。

 

地域を拡大した場合の生活費は、紅河デルタ地域が最も高く、次いで北部中山間地域、南東部地域、北中部地域、中央高地地域、メコンデルタ地域の順になっている。

 

 

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