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ベトナムの廃棄物処理費用は低水準、世界各国の約50%
2023年04月14日(金)10時20分 公開
<写真:VnExpress>
世界銀行が12日に発表した内容によると、世界各国の国内廃棄物処理に対する支出割合はGDPの0.5%であるが、ベトナムは0.23%の支出しかない。
ベトナムは国内廃棄物処理に毎年14兆3000億ドン(約808億360万円)を費やしており、このうち75%は国家予算、残りは各家庭が支払うゴミ収集料である。
世界銀行の環境専門家であるAshraf EL-Arini氏によると、同国の国内廃棄物処理に対する支出は同行の勧告よりも遥かに低い。
ベトナムの支出金額ではゴミ収集と運搬に関する費用しか賄うことができず、適切に廃棄物処理を行うためには少なくとも27兆7000億ドン(約1565億2170万円)を費やす必要がある。
また、廃棄物をリサイクルするためには49兆ドン(約2768億8000万円)の費用が必要となる。
ベトナムは1日に推定6万4000トンの固形廃棄物を廃棄しており、都市部の廃棄量は3万5000トンである。
プラスチック廃棄物の量は年間370万トンで、11%がリサイクルのために回収されている。
2022年にベトナムはプラスチック廃棄物量で世界第4位であった。
国際連合開発計画(UNDP)によると、同国はプラスチック廃棄物をリサイクルしないことで毎年約30億ドル(約3973億3800万円)を浪費している。
天然資源環境省の2022年データでは、同国が1日に排出する固形廃棄物の7%がプラスチック廃棄物で、排出量は約2500トンである。
同省によると、同国ではごみ発電や肥料化、埋め立て、ガス化、焼却といった処理方法が用いられている。
廃棄物の75%以上が埋め立て処理に回されるが、適切な埋め立て処理が行われるのは30%程度である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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