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ハノイの歩道に車両防止障壁、歩行者すら歩道に入れない

2023年04月17日(月)17時15分 公開
ハノイの歩道に車両防止障壁、歩行者すら歩道に入れない

<写真:VnExpress>

 

ハノイ市内の歩道に駐車車両の不法占拠を防ぐためのバリケードが設置されたが、歩行者もバリケードによって歩道が使用できない状態となっている。

 

同市バーディン区クアンタイン街区人民委員会前にある歩道では、バリケードやロープによって歩道に駐車する車両の除去に成功した。

 

同市当局は3月に歩道を歩行者に取り戻すことを目的として、違法駐車や占有の取り締まりを行なった。

 

取り締まりによって一時的に歩道の不法占拠が解消されたが、パトロール頻度が減ると直ぐに元の状態に逆戻りした。

 

そのため、同市当局は「同市内の複数歩道にバリケードを設置して車両の侵入を防ぐ」といった対策を講じている。

 

同市タイホー区ヴォーチコン通りにある行政センター周辺や、ドンダー区ホーダックディー通りでもバリケードの設置によって不法占拠する車両はいなくなった。

 

しかし、地元住民によると、設置されたバリケードによって車両どころか歩行者も歩道を利用することが不可であり、本末転倒な状態となっている。

 

歩行者は歩道ではなく車道を通ることを余儀なくされ、同市当局が解決を試みた「歩行者が車道を歩かざるを得ない危険な状態を解消する」という問題が再発した状態である。

 

全ての歩道が同様の状態ではなく、場所によっては車両が侵入する入り口のみをバリケードで封鎖し、歩行者が安全に歩道を利用できる様になっている。

 

同市では各地区の交通当局が歩道や道路の利用状況管理を任されており、場所によって対応に差が発生した状態にある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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