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ベトナムの水産物輸出が低迷、主要市場で最大50%減
2023年04月21日(金)14時06分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナム税関総局によると、主要市場への水産物輸出が前年比17%~50%減となっており、米国への輸出は前年比50%以上減の2億8400万ドル(約380億円)、オーストラリアへの輸出は前年比30%減の6500万ドル(約87億円)であった。
また、中国への輸出は前年比23%減の2億7900万ドル(約375億円)となり、日本と韓国、タイへの輸出は前年比7〜17%減となっている。
第1四半期全体の輸出額は前年同期比28%減の18億ドル(約24000億円)であり、パンガシウスとエビ、マグロなどの主要品目は30%〜37%の減少、カニなどは2〜42%の減少であった。
ベトナム水産輸加工協会(VASEP)によると、世界的インフレが水産物需要を直撃し、ベトナム水産業界は大きな課題に直面している。
漁師不足や養殖業者の資金不足などによって漁業生産高が減少していることに加え、生産費と原材料費、人件費が高騰しているため、ベトナム産水産物が主要市場でエクアドルとインド、タイ、インドネシアに負けつつある。
また、欧州委員会がベトナムに発行した違法・無報告・無規制の漁業に関するイエローカードを解除していないため、企業も窮地に立たされている。
VASEPによると、水産物輸出が回復するのは第3四半期以降であり、減税やローンのロールオーバー、ローン金利の補助といった支援政策がある場合に限られる。
ベトナム政府は先週、企業の負担を軽減するために付加価値税と法人所得税、個人所得税および土地賃借料の支払いを5回にわたって延期した。
また、国会の承認を得て付加価値税(VAT)を8%に引き下げる予定である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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