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ホーチミンで新たにオミクロン変異株3種を検出、感染拡大に注意

2023年04月24日(月)13時03分 公開
ホーチミンで新たにオミクロン変異株3種を検出、感染拡大に注意

<写真:VnExpress>

 

ホーチミン市保健局が23日に行った発表によると、同市で実施した新型コロナウイルスのサンプル検査で新たに3種類のオミクロン変異株が検出された。

 

4月8日〜14日に掛けて採取された13検体のうち、11検体からはXBB.1.9.1とXBB.1.16、XBB.1.16.1という変異株が確認され、他の2検体からは今月初めに同市で初確認されたXBB.1.5が確認されている。

 

これらの新しい変異株は世界数十カ国で報告されており、タイやインドなどでは感染者数が増加傾向にある。

 

同局によると、ホーチミン市をはじめとするベトナム国内での感染急増は、これらの変異株が原因となっている可能性がある。

 

同市の集団免疫に関する最近の調査では、抗体保有率が昨年9月の98.7%から94.2%に低下したことが明らかになっている。

 

現時点では感染者数と重症度との関連を示す報告はないが、感染者数が増加すれば高齢者や基礎疾患者、不十分なワクチン接種者の間で入院患者数が増加することになるという。

 

同市では新型コロナウイルス感染者数が4月中旬以降は増加傾向にあり、18日には47人であった感染者数が22日には193人に達している。一方で、感染者の半数以上は無症状で、重症例は2%未満である。

 

オミクロン株は過去16ヶ月間で優勢な亜種となっており、全世界で500以上の変異株が確認されている。大半の変異株は感染力の高さが確認されているが、重症化につながるという明確な根拠は得られていない。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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