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ハノイの7歳児の誘拐事件、犯人はビンフック省の交通警察官
<写真:Tuoi Tre>
ハノイ市で発生した7歳男児の誘拐事件に関連し、ビンフック省交通警察の警部補であるグエン・ドゥク・チュン容疑者(31)が逮捕された。
この事件は、同市ロンビエン区ベトフン地区で発生し、世論を大いに騒がせている。
14日19時40分頃、同市警察は誘拐された男児の父親であるD.T.Hさんから「息子のN.T.P(7)が誘拐された」との通報を受けた。
誘拐犯は家族に対して身代金として150億ドン(約9093万円)を要求していた。
通報を受けた同市警察局長は即座に対応を開始し、各部隊のリーダーや司令官を集めて会議を開いた。
約10時間の追跡の末、15日午前5時頃に同市警察はチュン容疑者を逮捕し、男児を無事に救出した。
当初、チュン容疑者は自身の身元や職業を隠していたが、後の取り調べでビンフック省交通警察の警部補であることを認めた。
この事実を受け、同市公安局はビンフック省警察局長に対して、人民公安の称号を剥奪する手続きを行うよう要求し、同省公安局長は人民公安の称号を剥奪する決定を下した。
チュン容疑者は多額の借金を抱えており、返済できない状況だったため、ハノイ市の高級住宅地の住民から財産を盗む計画を立てていた。
しかし、その計画が失敗したため、子供を誘拐して身代金を要求するという犯罪に手を染めた。
14日午前9時頃、チュン容疑者は偽のナンバープレートを取り付けた車でベトフン地区を訪れ、財産を盗む計画を実行しようとしたが失敗したため、N.T.P君を誘拐し、身代金を要求するという犯罪を実行した。
逮捕の際にチュン容疑者は警察に発砲し、同市ロンビエン郡警察のグエン・アイン・トゥアン少佐を負傷させた。
現在、少佐は病院で治療を受けている。
ハノイ市公安局長は、事件の詳細な調査と関係者の特定を指示しており、捜査は続行中である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。