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ベトナムの人口動向、前例のない出生率低下に直面
2023年12月28日(木)10時21分 公開
<写真:vietnamnet.vn>
2023年にベトナムの総出生率が前年の2.01人から減少し、女性1人あたり1.95人となり、2.1人という政府の目標を下回った。
都市部では女性の出生率が1.7人を下回り、農村部でも同様に減少している。特に東南部地方とメコンデルタ地方では、出生率が1.5人とさらに低下した。
全国的には北中部山地と北中部地方の出生率が比較的高い水準を保っている。
過去3年間において、出生率が低い21省市の平均出生率はわずかに増加したが、バクリュー省やハウザン省、ベンチェ省、ビンズオン省、ホーチミン市といった一部の地域では出生率がさらに低下した。
また、出生率が高い地域ではハノイ市とラムドン省、フーイエン省、ビンディン省の4地域だけが出生率を維持している。
ベトナムの人口増加率は将来的にマイナスに転じるリスクがあり、平均出生率を基準とした場合には2069年までに0になると予測される。
出生率がさらに低下すると、35年以内に人口増加率がマイナスになる可能性がある。
また、出生率が低下し続けた場合、2500年までにベトナムの人口は現在のゲアン省と同じ360万人となり、2700年までに数万人まで低下する。
長期的に低い出生率は人口の急激な老化、労働力不足、社会福祉への影響をもたらす可能性があり、今日の「一人っ子」世代が将来的に高齢化する社会の負担を背負うことになる。
対策として、政府は結婚と家族に関する相談、出産時の支援、2人の子供を持つ家庭への支援などを含む施策を検討している。
また、2023年の国家人口行動月間と12月26日のベトナム人口の日には、「結婚前の健康診断と相談に参加することで家族の幸福と国の未来に貢献する」というテーマが採用された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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