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3年間にわたり笑気ガス吸引、若い女性が足の感覚を喪失

2024年01月30日(火)09時43分 公開
3年間にわたり笑気ガス吸引、若い女性が足の感覚を喪失

<写真:dantri.com.vn>

 

ハノイ市在住の20歳の女性が、3年間にわたる笑気ガス(N2O)の吸引により、手のしびれと足の感覚喪失に直面している。

 

女性Aさんは手足の感覚異常を訴えて家族に連れられて病院を受診した。

 

Aさんはベトナム血管病学会のメンバーであるドアン・ズー・マイン医師によって診察された。

 

最初は脳卒中の疑いがあると考えられ、MRI検査が行われたが、脳に異常は見られなかった。

 

しかし、頸椎のC2からC7にかけての損傷が発見された。

 

問診時にAさんは刺激物質を何も使用していないと回答したが、親が部屋を出た後に笑気ガスを3年間使用していたことを明かした。

 

時には週に3回も使用していたという。

 

笑気ガスは無色でわずかに甘い味がする無機化合物で、体内に入ると酸素の代わりになり、酸素不足と中枢神経系の抑制を引き起こし、幻覚を引き起こす。

 

マイン医師によると、Aさんの症状はN2O中毒による典型的なもので、ビタミンB12の欠乏を引き起こし、髄鞘の喪失を引き起こす神経疾患を引き起こしていた。

 

治療ではビタミンB12の注射とメチオニンの摂取が行われた。

 

マイン医師は最近、笑気ガスの乱用による神経損傷を持つ若者を3人診察しており、これらの症例にはN2Oの長期使用と手足のしびれという共通の特徴があるという。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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