チャリティー詐欺がSNSで横行、混在する情報に騙されないで

2024年03月15日(金)13時40分 公開
チャリティー詐欺がSNSで横行、混在する情報に騙されないで

<写真:tuoitre.vn>

 

ベトナムでは多くの非情な人々が悲惨なニュースや画像を偽造し、緊急の内容で人々の善意に訴えかけ、チャリティー名目での寄付を募る詐欺が横行している。

 

詐欺で使用される多くの情報が、過去の出来事を「焼き直し」したものであり、古い画像が再利用されているという。

 

グループやウェブサイトでの情報公開の意図的な怠慢、あるいは監視の緩さもあり、多くの善意の人々が偽情報によってお金を騙し取られる可能性がある。

 

オンラインでのチャリティー詐欺を防ぐためには、警告だけでは不十分で、より強力な対策が必要となっている。

 

しかし、実際に投稿されるチャリティーの呼びかけには実際のものと偽物が混在しており、対応は困難を極める。

 

最近、あるSNSアカウントが「どうかこの僧侶を助けてください。私たちは困っている人々を助けることを専門とする団体です。悲しい状況にある方々と共に心を広げて共有してください」という内容を投稿した。

 

説明と画像によると、僧侶は不幸にも灯油で重度の火傷を負ったが、140万ドン(約8440円)の治療費が払えず、経済的に困難な状況にあるという。

 

投稿は善意を持つ人々の心に訴えかけ、指定された銀行口座に寄付金を送金するように呼びかけていた。

 

しかし、地元メディアが調査を行ったところ、僧侶の話は2018年にオンラインで公開された内容の「焼き直し」であり、虚偽のものであった。

 

チャリティー詐欺に騙されないようにするためには、一人ひとりが自身で気をつける必要がある。

 

対策の1つとして、善意の行動をして騙される前に、Google画像検索などで虚偽の情報であるかどうか、過去の焼き直しではないかどうかを再確認しなければならない。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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