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借金逃れの自作自演、強盗や誘拐の偽通報が相次ぐ

2024年05月07日(火)07時00分 公開
借金逃れの自作自演、強盗や誘拐の偽通報が相次ぐ

<写真:tuoitre.vn>

 

クアンガイ省で誘拐や強盗などの犯罪が発生したという虚偽の犯罪報告が相次いで問題となっている。

 

報告の多くが虚偽であることが明らかになり、警察の調査によって真実が暴露された。

 

同省ビンソン郡のチャン・ティ・ホア氏は、6歳の娘が誘拐されたと報告した。

 

ホア氏は元夫による犯行であると主張し、身代金として1500万ドン(約9万円)の支払いを要求されたと警察に訴えた。

 

調査の結果、ホア氏が負債を隠すために事実を捏造していたことが判明した。

 

同様に、グエン・ティ・トゥエット氏も、自宅に侵入して麻酔スプレーを使ったとされる強盗について警察に報告した。

 

しかし、これもまた虚偽の報告であり、トゥエット氏が借金をごまかすために行った行為であった。

 

これらの虚偽報告は警察のリソースを無駄に消費し、公衆の不安を煽ることにつながっている。

 

同省警察のヴォー・フウ・ヴィー警部によると、虚偽の報告は借金問題を抱える人々が債権者からの圧力を逃れるために用いられることが多い。

 

ダナン市の弁護士であるマイ・クオック・ベト氏は、虚偽報告を行うことの法的な結果について警告している。

 

虚偽報告を行った者は、行政罰として200万ドン〜300万ドン(約1万2100〜1万8160円)の罰金が課せられることがある。

 

さらに重大な場合には、刑事責任を問われる可能性もあるという。

 

ベトナムの法律では、虚偽の犯罪報告により他人に損害を与えた場合、最高で7年の懲役刑に処されることもあり得る。

 

これにより、法律の専門家は市民に対し、どの様な理由であれ虚偽の情報を流布しないように強く呼びかけている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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