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アジアのストリートフード100、ベトナム料理5つが選出

2024年05月30日(木)07時00分 公開
アジアのストリートフード100、ベトナム料理5つが選出

<写真:vietnamplus.vn>

 

国際的なグルメ専門サイト「TasteAtlas」が発表した「アジアのトップ100ストリートフード」リストに、ベトナムから5つの料理が選ばれた。

 

同リストに選出された料理はバインミーとフォー、コムタム、チャーゾー、バインセオである。

 

3位となったバインミーは、ベトナムの日常食として知られるだけではなく、国際的な観光客からも絶大な人気を誇る。

 

独自の風味と多様な材料が特徴で、通常は豚肉や牛肉、ハム、卵、パテ、ソーセージなどを主な具材とし、きゅうりや酢漬け野菜、香草、チリソース、醤油などが加えられる。

 

風味の豊かさと材料の調和が、バインミーの名声を築いており、地域ごとに異なるバインミーの味わいを探求することも一興である。

 

6位のコムタムは南ベトナムで一般的な料理である。砕けた米を使用し、肉と目玉焼き、豚皮などの具材と共に提供され、ネギやトマト、きゅうり、漬物を添えて、ニンニクと唐辛子の入った魚醤で味付けされる。

 

街中の屋台から高級レストランまで、どこでも香ばしい香りが漂うコムタムを楽しむことが可能である。

 

10位のフォーはベトナム料理の真髄であり、骨から煮出したスープとシナモン、スターアニス、カルダモンなどの香辛料が絶妙に組み合わさり、米麺と共に鶏肉や牛肉がトッピングされる。

 

ネギや香草、揚げパン、レモン、唐辛子を添えて味わうフォーは、濃厚でありながらも上品な風味が特徴である。

 

24位のチャーゾー(北部ではネムザン)はベトナム風の揚げ春巻きで、具材には豚ひき肉、エビ、卵、春雨、きくらげ、しいたけ、人参などが使われる。

 

揚げたてのチャーゾーはカリカリとした食感とジューシーな中身が特徴で、甘酸っぱいタレに浸して食べると絶品である。

 

43位のバインセオはベトナム版お好み焼きとして知られる人気の軽食で、米粉から作られた生地にターメリックとココナッツミルクを加え、エビや豚ひき肉、もやしを具材にする。

 

熱いフライパンに生地を流し込む際の「シュー」という音が名前の由来であり、サラダ菜や香草と一緒に巻いて甘酸っぱいタレで食べるのが一般的である。

 

また、TasteAtlasは世界のサンドイッチランキングでバインミーを1位に選出し、4.6/5の高評価を与えている。

 

2023年にはCNNが選ぶアジアのトップ50ストリートフードリストに、バインミーとフォー、アイスコーヒーの3品が選ばれていた。

 

ベトナムの美食文化が世界に認められ続ける理由は、その独自の風味と多様な食材、そして調理法にあると言える。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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