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盗撮カメラ探知機、ネット市場で爆発的な売れ行き
＜写真：tuoitre.vn＞
モデルのチャン・ブイがスタジオで盗撮された事件を受け、多くの人々が不安を感じ、自己防衛のために盗撮カメラ探知機をネットで購入するようになった。連続して明るみに出た盗撮事件が盗撮カメラ探知機の需要を急激に増加させ、特にネット市場での購買活動が活発化している。
旅行中のチーさん（24）は、ホテルに入って最初に行ったことが休息ではなく、盗撮カメラ探知機を使って部屋の隅々まで徹底的にチェックすることであった。チーさんは電源コンセント、鏡、照明、絵画、時計、クローゼットなど、あらゆる場所を調べた。
チーさんは「最近の新聞やSNSでの情報に非常に不安を感じていて、旅行の後に自分の姿が不正なウェブサイトに載ってしまうのではないかと恐れている」と語った。
通常であれば旅行前に遊び場や食事の場所を探すだけであるが、今回は専門の盗撮カメラ探知機を探して購入したという。
チーさんは「ネットで見たフラッシュライトを使った盗撮カメラのチェック方法では不安が残るので、急いで盗撮カメラ探知機を購入した」と話している。
チーさんの不安は過剰ではない。6月25日朝、モデルのチャン・ブイがホーチミン市のスタジオで着替え中に盗撮カメラを発見したことを共有した。
翌日には、ハノイ市ハドン区で下宿していた女子学生（20）が、家主によってバスルームが盗撮されていたことを発見している。
YouNet Mediaのソーシャルリスニングデータによれば、6月17日から24日にかけてSNSユーザーは盗撮問題に特別な関心を示し始めた。
過去7日間で、YouNet MediaのSocialHeatプラットフォームは、ベトナムのSNSユーザーによるこのテーマに関する投稿、動画、コメントを含む6万3800件のディスカッションを記録し、これは前週の11.6倍に増加した。
6月全体では盗撮問題に関するディスカッションが9万3200件に達し、2023年同時期の3倍に上った。さらに注目すべきは、これらのディスカッションがSNSプラットフォーム上で130万回のインタラクションを生み出したことで、コミュニティの関心の高さを示している。
公共の場で盗撮の危険から身を守るための解決策が関心を集め、活発に議論されている。その中で最も言及されている解決策の1つが、隠しカメラを発見するためのテクノロジーデバイスの使用である。
最新の市場データプラットフォームMetricによると、盗撮カメラ探知機は電子商取引プラットフォームで人気商品となっており、価格は一般的に15万〜20万ドン（約932〜1243円）の範囲である。
盗撮カメラ探知機は、オンライン販売業者に1兆5530億ドン（約96億5596万円）の収益をもたらし、Shopee、Tiki、Lazada、Sendoの91店舗から5760台が販売された。これは、4月1日から6月30日までの3か月間の収益である。
最も収益を上げたブランドはBaseus、Doscom、Xiaomiで、上位10ブランドの収益の約95%を占め、市場全体の50%に相当する。
YouNet ECIプラットフォームも、電子商取引プラットフォーム上での盗撮カメラ探知機の記録的な成長を記録している。
チャン・ブイの事件から1週間後の6月30日から7月6日までの期間は、盗撮カメラ探知機の売上が最も急増した時期である。
Shopeeで某製品は前週に比べて売上が21倍に増加し、1週間で2億9700万ドン（約184万7064円）の収益を上げた。この製品はそれまで、週平均で1400万ドン（約8万7056円）の収益しか上げていなかった。
FPTショップの技術サービスおよび保証センターのレ・チャン・ハ氏によると、盗撮カメラを発見するためには専用デバイスの他に、スマートフォンのフラッシュライトや偏光サングラス、盗撮カメラを発見するためのアプリ「Hidden Camera Detector」「Fing」「Glint Finder」などを使用する方法があるという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
