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ホーチミンの渋滞対策、高架道路の建設を模索

2024年07月23日(火)07時00分 公開
ホーチミンの渋滞対策、高架道路の建設を模索

<写真:laodong.vn>

 

ホーチミン市は、既存の計画路線に加え、新たに主要交通軸に高架道路システムを開発し、渋滞の緩和と土地収用の制限を目指している。

 

交通開発計画によれば、2030年までに同市交通運輸局は、タンソンニャット国際空港の玄関口であるチュオンクイン通り・コンホア通りに沿って高架道路の優先整備を提案している。

 

高架道路は全長11.2km、4車線で、従来の計画には含まれていなかったが、2040年までの市全体のマスタープラン調整案に追加された。

 

この案が首相の承認を得た後、交通局はより詳細な研究を行い、適切に実施する予定である。

 

さらに、交通運輸局は、ビンタイン区のソーベトゲーティン通りとディンボーリン通りの2路線を高架道路に転換し、国道13号線の改良プロジェクトと連携する案も検討している。

 

他の主要道路も高架道路の候補として検討されているが、これらのプロジェクトの最大の課題は資金調達であり、ホーチミン市は外部からの資金をPPP方式で調達する予定である。

 

交通工学の専門家であるホーチミン工科大学のチュ・コン・ミン准教授によると、多くのプロジェクトでは市内の土地収用費用が総投資額の50%以上を占めており、高架道路は土地使用の圧力を軽減し、安定した住宅地域への影響を最小限に抑えるための工学的な解決策である。

 

高架道路は建設と技術的な複雑さから多額の資金が必要であるが、地上の道路に比べて交差点が少なく、スムーズな交通を実現する利点があるという。

 

しかし、資源環境経済研究所のファム・ベト・トゥアン博士によると、高架道路の建設が環境と景観に影響を与える可能性があるため、適切な路線選択が重要である。

 

ホーチミン市は以前に5つの高架道路計画を立てていたが、未だに実現されていない。今後の実施に向けて、適切な資金調達と技術的な検討が求められている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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