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赤子を乗せてホーチミン市内を逆走、ネットで非難の声
<写真:tuoitre.vn>
ソーシャルメディアで拡散されている映像には、ホーチミン市1区のハイバーチュン通りで幼児を乗せた男性が逆走している様子が映し出されており、この映像は道行く人々に強い不満を引き起こしている。
ホーチミン市公安交通警察部によると、当局がこの情報を受け、交通秩序に影響を及ぼす違反行為について厳正な調査と処理を進めている。
この出来事は、正しい方向に進行していた自動車のドライブレコーダーに記録されたもので、明確な分離帯があるにもかかわらず、多くのバイクが逆走している様子が映っている。
自動車の運転手は、逆走しているバイクに道を譲らずに停止した。この時点で、一部のバイクは方向を変えて正しい車線に戻ったが、他のバイクは車の前を迂回して逆走を続けた。
特に、赤子を前に乗せた男性は、しばらくの間自動車の前に立ちふさがった。その後、男性はバイクを道の真ん中に放置して交通を妨げ、幼児を抱えて歩道に移動した。
この出来事は約8分間続き、最終的に男性は再び幼児を乗せて逆走し、自動車の前を迂回した。
この映像がFacebookで急速に拡散され、多くの市民がこの男性の行為を交通違反とし、交通を妨げ、通行人に危険をもたらすと非難している。
映像のコメント欄には、分離帯のある道路での逆走が頻繁に発生し、「近道をしたい、遠回りを避けたい」という心理が原因で多くの事故を引き起こしているという意見が多く寄せられた。
ホーチミン市1区の住民、ビック・ガー氏は「こうした場合、車の運転手は情報を当局に提供して、違反者を摘発し、罰則を科すべきである」とコメントした。
同様に、ホアン・ビン氏は「現在、事故の大半は遵法意識の低さが原因である。大人が幼児を乗せて違反することで、子供にも悪い影響を与える可能性がある」と指摘している。
一方、ホン・アン氏は「映像の男性は故意に車の前に立ちふさがって交通を妨げたので、当局は交通妨害の罪でさらに処罰すべきである」と指摘した。
ホーチミン市公安交通警察部の担当者によると、政府の2019年の政令第100号に基づき、バイクでの逆走には100万〜200万ドン(約5964〜1万1928円)の罰金が科され、違反者は1〜3ヶ月の運転免許停止処分を受けるという。
また、交通妨害行為も、その影響の度合いによって罰則が適用される可能性がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。