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通勤時間の樹木剪定で交通渋滞、ホーチミンの対応に疑問の声
<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市内中心部の一部道路で、通勤時間帯に樹木の剪定作業が行われたことにより交通渋滞が発生し、市民からは作業計画や管理責任に関する疑問が提起されている。
9月26日のホーチミン市の経済・社会に関する記者会見で、同市技術インフラ管理センターに属する同市公園緑化社のグエン・タイン・ソン副部長が、渋滞を引き起こす剪定作業についての説明を行った。
ソン副部長によれば、同社は入札を通じて8万7000本の樹木を管理しており、対象は市内の1038の道路に及ぶ。
対象地域は1区や3区、5区、6区、11区、タンビン区、ビンタイン区、タンフー区などである。
剪定作業は年間2回にわたって技術的な手順に従って実施されており、作業計画は四半期、月、週ごとに更新され、電力会社や各地区の都市管理部門と連携して進められている。
直径の大きい枝や危険な樹木の伐採には高所作業車を使用し、作業員は枝をロープで地上に安全に降ろす。
剪定作業の際には交通整理も行われているが、一部の時間帯では渋滞が発生することがある。
このため、作業員は交通量が多く、渋滞の恐れがある場合には作業を一時停止し、他の場所での作業に切り替えることが指示されている。
また、適切な時間帯に戻って作業を再開するようにしているという。
ソン副部長は平日の交通量が常に多いため、土曜日や日曜日に剪定作業を行う計画を立て、交通渋滞を最小限に抑える考えを示した。
ホーチミン市技術インフラ管理センターは、台風シーズン前に危険な枝の剪定や枯れた木の処理、樹木の高さの調整および損傷した木の交換の実施を発表している。
上半期に第1回剪定作業が完了しており、第2回の作業は進行中である。すでに高さ調整が193本の樹木に対して行われ、2765本の損傷した木が交換された。
加えて、同センターは地区人民委員会やメディアを通じて、雷雨時に樹木の下での滞在や駐車を避けるように市民へ注意を促している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。