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水難事故大国のベトナム、毎年2000人の子どもが死亡
2024年10月14日(月)07時00分 公開

<写真:congan.com.vn>
ベトナムでは毎年約2000人の子どもが水難事故によって命を落としており、10日に労働・傷病兵・社会問題省児童局は問題への対処に向けた研修を開催した。
同省児童局のダン・ホア・ナム局長によると、2023年から2024年9月に掛け、子どもの水難事故件数は減少傾向にあるが、依然として死亡者数は多い。
特に川や湖、池、海辺、さらには建設中の現場や貯水槽など、子どもが遊ぶ場所での事故が多発しており、水難事故は1歳から24歳までの若年層の主な死因の1つとなっている。
同局長によると、水難事故は防止可能で、各業界や社会全体の協力が不可欠である。
ベトナムでは6歳から15歳の子どもに対する安全な泳ぎ方と水辺での安全スキルの教育が急務であり、水難事故防止に関する取り組みの強化が求められている。
特に貧困地域における水難事故が多く、これは監視の不十分や水泳スキルの欠如が主な原因である。
また、安全対策が施されていない水上交通機関の利用や自然災害も事故を引き起こす要因となっている。
世界保健機関(WHO)のベトナム担当官であるズオン・カイン・ヴァン氏も、水難事故は偶然に発生するものではなく、予防可能な公衆衛生上の問題であると指摘している。
世界的には毎年約30万人が水難事故で死亡しており、特に1歳から24歳までの若年層においては主要な死因の1つである。
WHOの統計によると、男性は女性に比べて2倍のリスクがあり、死亡者の90%以上が中低所得国で発生している。
ベトナムは西太平洋地域における水難事故のリスクが最も高い国の1つであるという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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