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ホーチミンの土地使用料、ロッテから16兆ドンを徴収
<写真:znews.vn>
ホーチミン市天然資源環境局が提出した地価査定に関するリストによると、現在進行中の不動産プロジェクト22件による総額約25兆4830億ドン(約1516億5219万円)の収入が見込まれている。
中でも韓国のロッテグループが手掛ける「エコスマートシティ」プロジェクトからの収入は約16兆ドン(約951億8840万円)に達する見通しである。
同プロジェクトは7.5haの土地に建設され、5haを活用して、金融、商業、複合サービス、住宅など多機能なエリアが開発される予定であり、特に50階建ての超高層ビルが特徴となる。
同プロジェクトは2017年7月にホーチミン市人民委員会とロッテグループが契約を締結し、総投資額9億ドル(約1345億5000万円)で開始されたが、2022年9月に着工して以降、開発の進捗はあまりない。
9月中旬には、ホーチミン市都市計画建築局がプロジェクトの建築設計案を承認したが、さらなる進展が求められている。
ホーチミン市の経済社会会議でファン・ヴァン・マイ委員長は、同プロジェクトを含む複数の重要な不動産プロジェクト、特に第2期の「フーミーフン」プロジェクトや「トゥーティエム新都市開発」関連のプロジェクトについて、行政手続きを迅速に解決するように指示した。
問題が解消されれば、同市への投資誘致が大幅に進展する可能性がある。また、天然資源環境局のリストには、他にも重要なプロジェクトが含まれている。
例えば、トゥードゥック市アンフー街区に位置する14.8haの土地を開発する「Nguyên Phương不動産」のプロジェクトでは、約3兆5000億ドン(約208億2246万円)の収入が見込まれる。
また、1区グエンチャイ通り230番にある「T.N.T Trung Thủy不動産」が進めるプロジェクトからは約3兆2800億ドン(約195億1362万円)の収入が期待されている。
さらに、上場企業である「ナムバイバイ」や「ノバランド」のプロジェクトも名を連ねており、ナムバイバイによる8区の「ダイヤモンドリバーサイド」プロジェクトは約7300億ドン(約43億8000万円)の収入となる予定である。
ノバランドによるトゥードゥック市の「Phuoc Long B」および「Tropic 1」プロジェクトは既に財務義務を履行しており、今後は土地の用途変更に伴う追加の地価査定が行われる予定となっている。
この他にもビンチャイン郡にある「ヴィンロックA住宅区」第1期プロジェクトや、複数の不動産企業が手掛けるプロジェクトからも数百億ドン規模の収入が見込まれている。
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