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原子力発電プロジェクト再始動、ベトナム政府が提案
2024年11月14日(本日)07時00分 公開
<写真:dantri.com.vn>
ファム・ミン・チン首相は電力需要の増加に対応し、長期的な電力供給を確保するため、政府が原子力発電プロジェクトの再始動を提案していることを明らかにした。
11月12日の国会での答弁に先立ち、同首相は経済・社会の現状を報告し、2024年の成長見通しや重要施策について言及した。
同首相によると、ベトナム経済は引き続き好調で、経済のマクロ安定、インフレの抑制、大規模な財政収支のバランス維持が実現されている。
また、政府債務、財政赤字、公的債務、対外債務は規定の上限以下に抑えられている。
同首相は経済成長について、2024年通年で7%以上を目指しており、今後の国力強化に向けた礎を築く方針であると強調した。
加えて、同首相は公共投資の進捗にも触れ、10月末時点の実施率は52.29%と前年同期の56.74%を下回っており、ODA(政府開発援助)資金の実施率も27.88%に留まっていることを明らかにした。
政府は財政の効率的管理と浪費防止にも力を入れ、特に日常経費を削減し、人材育成や社会福祉、投資開発への資金配分を優先しているという。
一方で、2025年には電力需要が前年比12〜13%増となり、それ以降も高い伸びが予測されているため、政府は法整備やインフラ開発を進め、スマートグリッドの構築や電力供給の柔軟な運用を目指す方針である。
さらに、重要な電力プロジェクトの早期運用や省エネ推進、需要管理の強化にも取り組む予定である。
長期的な電力供給体制の確立を目指し、政府は原子力発電プロジェクトの再始動を、国会で電力法改正を含む法的枠組みの整備と併せて提案する方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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