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着々と進むメトロ1号線、残り7路線は全線27年に着工

2024年12月13日(金)07時00分 公開
着々と進むメトロ1号線、残り7路線は全線27年に着工

<写真:cafef.vn>

 

ホーチミン市のメトロ1号線の総額13兆ドン(約777億1400万円)を超える電気機械設備の工事(CP3)が完了し、施工を担当した日立製作所から投資主体であるホーチミン市都市鉄道管理委員会に引き渡された。

 

12月11日には、同委員会と日立製作所、共同コンサルタントNJPTが引き渡し証明書(TOC)の調印式を行った。

 

メトロ1号線は全長約20kmで、ホーチミン市中心部と東部ゲートを結ぶ重要な路線であり、プロジェクトは2007年に承認され、2012年に着工した。

 

11の高架駅と3つの地下駅を含む全区間が完成し、総投資額は約43兆7000億ドン(約2610億7300万円)に達する。

 

現在は最終的な検収作業が進められており、運行開始は12月22日を予定している。

 

運行開始から1か月間は無料で利用可能で、運賃は6000ドン〜2万ドン(約35〜119円)、月額定期券は30万ドン(約1793円)で学生割引が適用される。

 

また、ホーチミン市は今後10年間で355kmのメトロ網を整備する「都市鉄道計画」を提出した。

 

この計画は2035年までに7つの路線を完成させるというもので、総投資額は約402億1000万ドル(約6兆1251億1190万円)に上る。

 

さらに、2045年までに全長を510kmに拡大する計画で、当初案より25年早い完成を目指している。

 

都市鉄道整備は交通渋滞の解消や近代都市の実現を目指す戦略的プロジェクトであり、政府からの強力な支援と特別な政策が提案されている。

 

ホーチミン市は公共投資を主軸としつつ、民間投資の誘致や土地開発利益の活用など多角的な資金調達方法を検討しているという。

 

また、2035年の完成を目指し、2025年から2027年までの間に全プロジェクトの準備を整え、用地補償と再開発を2027年から2028年に完了させる予定である。

 

これにより、7つの路線が2027年から2028年にかけて同時着工し、全路線を2035年までに運用開始する計画となっている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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