おすすめのプロモーション
ホーチミンの5Gネットワーク、25年に全域展開へ
<写真:dttc.sggp.org.vn>
ホーチミン市は2025年に市内全域で5Gネットワークを展開する計画を掲げており、この計画は同市第4次産業革命センター(HCMC C4IR)の主要な任務として位置付けられている。
HCMC C4IRはホーチミン市のデジタル経済の発展を加速し、持続可能な成長を支える重要な役割を果たすとされている。
ホーチミン市の指導者たちは22日にHCMC C4IRの理事会メンバーおよび創設メンバーと会談を行い、センターの活動を全面的に支援する方針を表明した。
ホーチミン市党委員会書記のグエン・バン・ネン氏は、HCMC C4IRがホーチミン市の発展ニーズに応える組織として設立されたことに感謝の意を示し、その役割を高く評価した。
さらに、ホーチミン市人民委員会委員長のファン・バン・マイ氏も、同市として必要な資源を提供し、センターの運営が円滑に進むように支援を惜しまない意向を明らかにした。
同時に、HCMC C4IRに対して早期に組織を整備し、計画された活動を迅速に実行するように求めた。
HCMC C4IR理事会会長であり、ホーチミン市人民委員会副委員長のヴォー・バン・ホアン氏は、センターが世界経済フォーラム(WEF)の専門家と連携し、国際的な知見を活用した政策報告書を作成していると述べた。
この報告書には、ベトナムが第4次産業革命においてグローバルバリューチェーンで重要な役割を果たすための具体的な方策が盛り込まれる予定である。
2025年には、5Gネットワークの市内全域での展開に加え、人工知能や半導体分野での高度技術者1000人の育成が進められる計画である。
この5Gプロジェクトの推進においては、Viettelグループが中心的な役割を担う。また、航空輸送分野でのAI活用、半導体エコシステムの構築、持続可能なグリーン成長の促進など、さまざまな取り組みが進められる予定である。
HCMC C4IRの設立は、ベトナム政府とWEFが2023年から2026年の間に締結した協力覚書に基づいており、ホーチミン市人民委員会とWEFの協定もその基盤となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。