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SNSでの誤発信に注意、不正確な情報拡散が相次ぐ

<写真:mps.gov.vn>
近年、ソーシャルメディア上で誤った情報が発信され、社会に混乱をもたらす事例が相次いでおり、特に国家政策や法令に関する不正確な情報が拡散される事態が問題視されている。
例えば新たな交通規制を制定する「政令第168号/NĐ-CPが法的手続きを踏まずに施行された」という誤情報がソーシャルメディアで広まりを見せたが、公安省交通警察局の代表がこれを公式に否定した。
この誤情報は根拠がないものであり、発信者により注意が促されるべき内容であった。
2024年12月にはハノイ市公安局内務政治保安部が、ネット上で誤情報を発信した事案を複数摘発した。
その中の一例として、バクトゥーリエム区のファムヴァンドン通りにあるカフェで発生した火災事件が挙げられる。
この火災では多数の犠牲者が出たが、一部の人物がこの事件を利用し、虚偽情報を投稿して自身のアカウントへの「いいね」や閲覧数を稼ごうとする行為を行った。
具体的には、ナムトゥーリエム区在住のN.X.T氏(33)とN.V.V氏(29)、V.T.H.G氏(32)の3人が、それぞれ異なる名前のアカウントで誤情報を発信し、市民に不安を与え、地域の治安にも悪影響を及ぼした。
ハノイ市公安局は問題となったアカウントの所有者を召喚し、事実確認を行った。容疑者らは全員、自らの虚偽情報の発信を認めた上で、該当する投稿を削除し、再発防止を誓約した。
この結果、各容疑者には500万ドン(約3万1110円)の行政罰が科された。
ハノイ市公安局は市民に対し、ソーシャルメディアでの情報発信に際して細心の注意を払うように強く呼びかけている。
情報を発信する際には信頼性のある公式メディアを通じて事実確認を行い、未確認情報や誤情報の共有を避けることが推奨される。
さらに、虚偽情報の発信や拡散が確認された場合、関連法規に基づき厳正な対応が取られることが強調されている。
市民は責任ある行動を心がけ、安全で健全なオンライン環境の維持に協力する必要がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。