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家庭内の防犯カメラに注意、ハッキングによる性的動画恐喝
＜写真：thanhtra.com.vn＞
ダナン市リエンチエウ区警察は15日、恐喝の疑いでクアンビン省出身のチャン・クアン・ルオン容疑者（22）を刑事拘留した。
ルオン容疑者は入手した個人宅のカメラ映像を悪用し、被害者を脅迫して金銭を要求していたとされる。
事件の発端は5日にリエンチエウ区警察が受理した女性からの被害届であった。
被害女性は知らないZaloアカウントから機密性の高い動画を送りつけられ、拡散をほのめかす脅迫を受けたという。
同様の手口による事件は近年ダナン市内で相次いでおり、公共の安全や治安に深刻な影響を及ぼしている。
この事態を受け、リエンチエウ区警察はダナン市警察のネットセキュリティ部門と連携し、緊急捜査を開始した。
調査の結果、ルオン容疑者が浮上したが、容疑者は頻繁に居住地を変え、使い捨てSIMカードや匿名SNSアカウントを駆使するなど、捜査を巧妙に逃れようとしていた。
警察は容疑者の潜伏先をアンザン省フータン郡フーホア村と特定し、最終的に逮捕に至った。
取り調べによると、ルオン容疑者は全国の家庭に設置された監視カメラをハッキングして動画を収集していた。
その後、動画に映る人物の個人情報を特定し、Zaloの偽アカウントや使い捨てSIMカードを用いて被害者に金銭を要求し、要求に応じなければ動画を公開すると脅していた。
警察の調査によると、ルオン容疑者は複数の銀行口座を利用しており、不正取引額は数百億ドンに上る可能性がある。
現在、警察は関連する容疑者グループの特定および資金の流れの追跡を進めている。
また、この事件を受け、ダナン市警察は市民に対し、家庭内の監視カメラの設置と管理における注意を呼びかけた。
カメラのパスワードを定期的に変更し、セキュリティ更新を行うことやプライバシーを守るためにカメラの設置場所に配慮することが推奨されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
