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安易な脂肪吸引に注意、患者が重度の皮膚壊死を発症
2025年02月06日(本日)07時00分 公開
<写真:laodong.vn>
ベトナム南部ハウザン省在住の女性(31)が、腹部の脂肪吸引および腹壁形成術を受けた後に重度の皮膚壊死を発症した。
施術はSNSで広告を行っていたスパで実施され、術後約1カ月が経過した時点で腹部の皮膚が黒ずみ、滲出液が出るなどの異常が現れ、壊死が進行した。
患者はカントー市のホアンミー・クーロン病院を受診し、医師の診察を受けた。
その結果、へそ下部の皮膚に約10cm四方の壊死が確認され、傷口からの浸出液が続いていた。
また、広範囲にわたり色素が失われた瘢痕が形成されていた。超音波検査の結果、細菌感染による蜂窩織炎および皮膚壊死と診断された。
医療チームは、抗生剤投与による内科的治療と外科的処置を組み合わせた治療計画を実施した。
患者の全身状態を改善した上で、壊死組織の切除および皮膚移植手術を行い、術後の経過は良好であった。
患者は2週間の入院治療を経て退院し、現在も外来での経過観察が続けられている。
同病院のヴォー・ホン・フック医師によると、脂肪吸引や腹壁形成術後に発生する皮膚壊死は、長期的な治療と経過観察を要する重大な合併症である。
患者は精神的にも大きな負担を抱えることが多く、治療と並行して心理的なサポートも重要であるという。
脂肪吸引や腹壁形成術は高度な技術を要する大規模な手術であり、適切な専門医と設備が整った医療機関で実施することが不可欠とされる。
医師らはSNS上の過度な広告に惑わされず、安全性を最優先に考えた判断をするように警鐘を鳴らしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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