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自殺相次ぐ10区のモール、仮設ネット設置と安全対策を強化

<写真:nguoiquansat.vn>
ホーチミン市10区に位置する商業施設「ヴァンハンモール」が、施設内の吹き抜け部分における仮設ネットの設置作業を完了したことを発表した。
今回の措置はモール内で相次いでいた飛び降り自殺を受け、緊急的なリスク防止を目的として講じられたものである。
3月17日夕方に3区在住の15歳少年が個人情報を記した紙2枚を残して7階から飛び降りた。
4月9日夕方にはカインホア省出身の32歳男性がリュックサックとサンダルを7階に残して飛び降り、その場で死亡した。
最近では4月26日に若い男性が1階ロビーへと転落している。
モール側によれば、今回設置された仮設ネットはあくまで暫定措置であり、今後は美観と耐久性を兼ね備えた恒久的なネット設置工事を進める予定である。
また、安全性向上のため、吹き抜け部分および手すりのガラス柵の高さが従来の1.4mから1.7mに引き上げられた。
他には警備体制の強化、監視カメラの増設、施設内リスク箇所の再点検が実施されている。
ヴァンハンモールは4月30日から5月1日の建国記念日に合わせ、来場者向けに各種プロモーションイベントを開催する予定である。
5月27日までの期間中は、ピークタイムにおける無料スナック配布や塗り絵、伝統工芸体験、週末のアコースティックライブ、記念式典のライブ中継などが予定されている。
加えて「愛のコーナー」を設け、来場者がメッセージを寄せたり、抽選で景品を獲得することが可能な企画も実施する。
ヴァンハンモールは施設改善に向けた取り組みに対する顧客からの温かい支援に感謝の意を表明している。
特に4月26日に投稿された安全対策に関する案内は、31万8000件以上の反応、1万5000件のシェア、1万8000件のコメントを集めた。
モール側は顧客およびブランドパートナーから寄せられた励ましに対し、深い謝意を示している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。