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10カ月男児が保育施設で死亡、血中からは高濃度エタノール

2025年05月09日(本日)07時00分 公開
10カ月男児が保育施設で死亡、血中からは高濃度エタノール

<写真:baoquangninh.vn>

 

2024年12月にティエンザン省タンフオック郡で生後10カ月の男児が非認可の保育施設で死亡した事件で、男児の血中から高濃度のアルコール成分エタノールが検出された事実が明らかとなった。

 

本件に関して男児の父親は訴えを続けており、2025年5月7日に事件の真相究明を求めて関係当局に資料を提出した。

 

死亡したのは、同郡タインラップ1村の保育施設に預けられていたドー・レ・ミン・チャウさん(当時10カ月)である。

 

2024年12月16日、チャウさんは午前中に元気な様子で登園したが、午後2時頃に施設側から「異変が起きた」との連絡を受けた両親が現場に駆けつけた時にはすでに意識を失っており、搬送先の医療機関で死亡が確認された。

 

司法解剖の結果、死因は急性心不全および呼吸不全、閉塞性肺炎とされたが、血中からは96.78mg/100mlという高濃度のエタノールが検出された。

 

毒物反応は出ておらず、直前に摂取したとされる粉ミルクからも異常は確認されなかった。

 

この保育施設は2022年に開設された無認可施設であり、ブイ・ティ・ホン氏の家族によって運営されていた。

 

保育を担当していた2人はいずれも保育士資格を持っておらず、その運営実態には大きな問題が指摘されている。事件発覚後、当該施設は閉鎖された。

 

2025年2月には、タンフオック郡警察が法医学センターに対し、検出されたエタノールが死亡に与えた影響についての評価を要請したが、4月の時点で調査は進展しておらず、警察からは「一時的に捜査を停止する」との通達が被害者家族に対してなされた。

 

父親であるドー・ソン氏は「なぜ我が子が突然亡くなったのか、納得のいく説明を受けられていない」と語り、現在も各関係機関に対して真相解明を求め続けている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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