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映画『ドラえもん』最新作、ベトナム吹き替えに批判
2025年05月21日(本日)07時00分 公開

<写真:znews.vn>
日本の国民的アニメ『ドラえもん』の最新映画『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』のベトナム語吹き替え版が、現地で批判の的となっている。
主な批判は起用されたタレントによる吹き替え演技が不自然であり、作品への没入感を損ねているという点に集中しているという。
本作は『ドラえもん』映画シリーズ第44作目であり、ブランド誕生45周年を記念する節目の作品として高い注目を集めている。
ベトナムでは5月23日に全国公開を予定しており、配給を担うTagger社は、公開に先立ち異例の謝罪文を発表した。
問題視されているのはサリム氏、ロン・ハット・ニャイ氏、そして子役のベー・サー・シー氏らが吹き替えキャストとして参加した点である。
3人が演じたのは作中の王族や画家の少年マイロといった物語の要となる登場人物であったが、SNS上では「感情がこもっていない」「まるで学芸会のようだ」「作品の魅力を台無しにしている」といった厳しい意見が相次いだ。
この批判を受け、Tagger社は日本側の権利元に視聴者の声を伝えたことを明らかにし、字幕版の上映回数を増やす対応を取る方針を表明した。
また、現時点での吹き替えキャストの差し替えは困難であるとしている。
同社は今後について、「この経験を教訓として、より慎重に作品制作に取り組む」と述べている。
一方、ファンからは「ドラえもんのような国民的作品に、話題性のみを狙ったキャスティングは不要である」との意見も多く寄せられた。
エンターテインメントにおける品質と商業戦略の在り方が、改めて問われる事態となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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