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世界の混ぜ料理トップ100、ベトナム料理3品が選出

<写真:vietnamnet.vn>
クロアチア発のグルメ情報サイト「Taste Atlas」は、2025年版「世界の美味しい混ぜ料理100選」を発表し、ベトナムの伝統料理3品が選出された。
最高評価を得たのは「フォー・チョン(Phở trộn)」であり、全体の35位にランクインし、5点満点中4.1点を獲得した。
フォー・チョンはハノイを中心に夏季に人気を集めるフォーの変種で、スープを用いず、炒めた牛肉、ハーブ、もやし、フライドオニオン、米麺を甘酸っぱいタレで和えた一品である。
仕上げにピーナッツや唐辛子を添え、ライムと共に提供される点が特徴である。
続いて「ノム(Nộm)」が4.0点で45位に入り、さらに「ボー・タイ・チャイン(Bò tái chanh)」が3.9点で65位に選ばれた。
ノムはベトナム北部の呼称であり、南部では「ゴイ」とも呼ばれるサラダ料理である。
キャベツ、大根、青パパイヤ、マンゴー、バナナの花、キュウリなどの野菜に、肉や海鮮を加え、甘酸っぱいタレで和えて提供される。
一方、「ボー・タイ・チャン」は、薄切り牛肉をライム果汁で軽く火を通し、香味野菜と共に盛り付けた前菜である。
炒めたニンニク、ピーナッツ、赤唐辛子をトッピングとして用い、魚醤やアルコールとの相性が良いとされている。
なお、ランキングの上位10品には、ギリシャの「ダコス」や「ギリシャ風サラダ」、チュニジアの「アワリヤ」、イタリアの「カプレーゼ」など、各国を代表する混ぜ料理が名を連ねた。
Taste Atlasは2015年に設立されたオンライン百科事典であり、世界の伝統料理、食材、レストランを紹介するプラットフォームとして知られている。
今回のランキングには、世界中から合計1万7076件の評価が寄せられた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。