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ノイバイで旅客機の接触事故、誘導路には破損部品が散乱

2025年07月01日(昨日)07時00分 公開
ノイバイで旅客機の接触事故、誘導路には破損部品が散乱

<写真:plo.vn>

 

27日午後にハノイ市のノイバイ国際空港で、ベトナム航空所属の旅客機2機が誘導路上で接触する事故が発生した。

 

人的被害は確認されていないが、双方の機体に損傷が生じ、運航に支障をきたす事態となった。

 

事故は午後2時頃、ホーチミン市行きのボーイング787型機(機体番号VN-A863)が滑走路に向かって移動していた際に発生した。

 

誘導路S3とSの交差点にて、出発のため待機していたディエンビエン行きエアバスA321型機(VN-A338)の尾部に、同ボーイング機の右翼が接触した。

 

当時、天候は良好で視界も十分に確保されていた。

 

この接触によってボーイング機は右翼先端部を損傷し、エアバス機は垂直尾翼に破損を受けた。

 

事故現場には破損した部品が散乱し、両機とも運航を停止、技術検査が実施された。

 

乗客は全員ターミナルに戻され、代替便によって目的地へ向かった。

 

ベトナム民間航空局(CAAV)は初動調査において、エアバス機が定められた位置とは異なる場所に停止していた可能性を指摘している。

 

今後、さらなる詳細な調査が進められる予定である。

 

同局は事故を受け、国内のすべての航空会社および関連機関に対し、安全確保策の厳格な実施を通達した。

 

特にパイロットに対しては、標準運航手順(SOP)の厳守、誘導路の位置や標識の事前確認、滑走・離着陸時の集中維持、さらには私物による撮影行為の禁止が求められている。

 

また、航空管制官に対しても、航空機の動向を正確に監視し、指示内容の誤認防止に努めるように通達がなされた。

 

なお、CAAVは事故調査の一環として、両機を操縦していたパイロットの操縦免許を一時停止し、ベトナム航空にも該当便の乗務員に対する乗務停止を命じた。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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