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9月2日の建国80周年記念式典、ハノイが設備整備計画を発表

<写真:danviet.vn>
ハノイ市は9月2日に開催される「八月革命80周年」および「建国記念日」に合わせ、大規模な記念式典および軍事パレードの開催に向けた設備整備計画を発表した。
この計画はハノイ市人民委員会副委員長ヴー・トゥ・ハー氏の署名により正式に承認されたものであり、市内各地に合計157台のLEDスクリーンが新たに設置される。
具体的には、市内11カ所の主要ルートに14台、市外6カ所のゲートに7台、さらに各地域の公共スペースに136台を設置する。
また、既に民間企業が運用している127台のスクリーンも情報発信に活用される予定である。
これにより市民や観光客は市中心部に集中することなく、各所で式典やパレードの様子を観覧することが可能となり、交通混雑の緩和と地域全体での祝賀ムードの醸成が期待されている。
音響設備に関しては、約10kmにおよぶパレードルートを200区間に分割し、総数400台のスピーカーを設置する計画である。
これにより、式典の進行に合わせた音楽や指令放送を一斉に流すことが可能となる。
すべての設置作業は8月27日までに完了する見込みであり、8月28日から9月2日までの期間にわたり運用される。
記念式典は9月2日午前6時30分よりバーディン広場で開始される予定であり、伝統の聖火リレー、国旗掲揚、政府高官による演説に加え、約3万人が参加する軍事パレードおよび市民行進が実施される。
また、同日夜には市内5カ所で花火の打ち上げが予定されている。
加えて、ベトナム国防省はロシア、中国、ラオス、カンボジア、ベラルーシの5カ国に対し、軍事パレードへの参加を招請したほか、キューバ、カザフスタン、アゼルバイジャンなど8カ国に対しても記念式典への参加を呼びかけた。
キューバは既に参加の意思を示しており、他の国々からも前向きな反応が寄せられている。
さらに、国防省はこれら友好国への敬意と協力の歴史を記念するため、銅製の記念碑をハノイ市の「ベトナム軍事歴史博物館」に設置する計画を進めている。
第一期としての像の設置は、8月15日までの完了を目指している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。