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サングループ、ハノイで15兆ドン規模の都市開発
2025年07月28日(本日)07時00分 公開

<写真:doanhnhansaigon.vn>
ハノイ市人民委員会は24日、サングループ(Sun Group)傘下のサングループ・インベストメントを、同市メリン地区における高級都市開発プロジェクトの正式な投資者として承認した。
事業総額は約15兆ドン(約845億1000万円)に上り、ベトナム国内でも大規模な不動産開発の1つとなる。
本プロジェクトはハノイ市郊外のメリン郡クアンミン地区に位置し、総面積は約205haに及ぶ。
想定人口は約2万1000人で、開発完了は2030年を予定している。
土地の引き渡し日から起算して50年間の運営が認められており、長期的な都市機能の整備が図られる計画である。
サングループは近年、都市部への不動産投資を強化しており、6月にはハノイ市カウザイ区においてFeliza Suitesプロジェクトを発表した。
該当物件はスアントゥイ通り、ファムフン通り、チャンクオックヴオン通りに面する好立地に位置し、約1700戸の高級マンションが建設される予定である。
メリン郡は2008年のハノイ市への編入以降、不動産開発の注目エリアとして投資が集中したが、過去には多くのプロジェクトが未完成のまま放置される事態が続いた。
2023年3月には、同郡が14件の遅延プロジェクトに対して回収を提案するなど、開発の停滞が問題視されていた経緯がある。
今回のサングループによる新たな大規模開発は、停滞していた地域の不動産市場に再び活力をもたらすものとして期待されている。
都市インフラの整備や住宅供給の拡充を通じて、メリン地区の都市化を加速させる起爆剤となる見通しである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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