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タクシー大手ビナサン、第2四半期純利益が41%減
2025年07月31日(昨日)07時00分 公開

<写真:vietnamdaily.kienthuc.net.vn>
ホーチミン市のタクシー大手ビナサン(Vinasun、証券コード:VNS)の2025年第2四半期の純利益が、前年同期比41%減の約99億ドン(約5594万円)となり、新型コロナ禍からの回復以降で最低水準となった。
同社の四半期売上高は約2167億ドン(約12億2457万円)で、前年同期比14%の減少となった。
営業利益は約57億ドン(約3221万円)と前年同期から改善したが、固定資産売却益の減少や広告費増加が重しとなり、最終的な純利益は大幅に縮小した。
2025年上半期累計では売上高4510億ドン(約25億4860万円)、純利益240億ドン(約1億3562万円)と、いずれも前年同期比で二桁減を記録している。
ビナサンは、ガソリン車からハイブリッド車への移行を進める方針を掲げているが、導入コストはガソリン車の約1.4~1.5倍に達し、価格競争力の確保が課題となっている。
2025年初頭には新車導入資金として約5540億ドン(約31億3065万円)を借り入れており、第2四半期までの利払いは約160億ドン(約9041万円)に上った。
一方、ベトナムの4輪ライドハイル市場におけるビナサンのシェアは2.32%にとどまり、Xanh SM(44.68%)、Grab(36.08%)、Be(5.03%)、Mai Linh(4.26%)など主要競合に大きく後れを取っている。
同社は2025年を依然として回復途上の年と位置づけ、事業効率化とドライバー確保に注力する方針を示している。
しかし、資本力および市場競争力での劣勢が続き、業績改善の足かせとなっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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