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ベトナム国内の死因、8割が非感染性疾患
2025年08月04日(本日)07時00分 公開

<写真:laodong.vn>
ベトナム国内における死因の約80%が、がん、心血管疾患、糖尿病、慢性呼吸器疾患などの非感染性疾患(NCD)によるものであることが明らかになった。
これは7月26日、ハノイ市で開催された非感染性疾患の診断・治療に関する最新動向を議論する科学シンポジウムにおいて報告されたものである。
元保健省副大臣グエン・ティ・スエン氏によれば、喫煙、飲酒、野菜や果物の摂取不足、運動不足、過剰な塩分摂取が主な要因であり、肥満や脂質異常症を伴う人々は特に心疾患、糖尿病、がん、慢性呼吸器疾患のリスクが高いという。
これらの疾患は発症が緩やかで進行が遅く、発見が遅れることで重篤な結果を招くケースが少なくない。
統計では、心血管疾患が年間約20万人の命を奪い、新規がん患者は年間約18万3000人、がんによる死亡は約12万2000人に上る。
さらに、40歳以上の約4.2%が慢性呼吸器疾患を抱え、成人の糖尿病有病率は5.4%とされる。
がんに関しては、肺がん患者の65%がステージ3または4で診断され、治癒の可能性が極めて低いことが指摘されている。
高血圧についても、約半数が未診断であり、治療を受けている患者は全体の3分の1にとどまる状況である。
専門家らは、早期診断と個別化医療の重要性を強調している。
特に、血液検査を用いた腫瘍DNA(ctDNA)分析など、侵襲性を抑えた先端診断技術が疾病管理や再発予防に寄与する可能性が高いとされる。
非感染性疾患は予防可能なケースが多く、生活習慣の改善、定期的な健康診断、禁煙、節酒、ストレス管理がリスク軽減に不可欠であると結論づけられた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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