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ダナンで過去最大規模、麻薬295kgを押収
2025年08月20日(水)07時00分 公開
<写真:cuuchienbinh.vn>
ベトナム中部ダナン市において、国境警備隊や麻薬対策特別任務部隊を含む合同部隊が大規模な麻薬密輸組織を摘発し、総量約295.5kgの麻薬を押収した。
これは中部地域、すなわちクアンビン省以南における押収量として過去最大規模である。
摘発は8月15日未明、ラオスの「ゴールデン・トライアングル」から密輸された麻薬がクアンチ省を経由し、ダナン市に運ばれるとの情報に基づき実行された。
国境警備隊、麻薬対策特別任務部隊、クアンチ省およびダナン市の関係機関が緊密に連携し、作戦を展開した。
対象車両は黒色のVinFastであった。
午前2時から、ホアカイン工業団地周辺の複数地点に110人の隊員が配置され、約7時間に及ぶ張り込みの末、午前9時5分に決定的な瞬間が訪れた。
車両の後部に停車したミニバンに若い男が近づいた直後、特殊部隊が一斉に突入し、わずか4秒で2人の容疑者を制圧した。
車両内からは、ヘロイン5個、ケタミン80袋、メタンフェタミン100袋が麻袋に詰められた状態で発見された。
また、容疑者の住居からはAK自動小銃、改造拳銃、弾薬、さらには追加の麻薬が押収された。
ダナン市人民委員会のルオン・グエン・ミン・チュエット主席は、この作戦に貢献した3機関に対し、8団体および22人の個人へ計2億ドン(約112万400円)の報奨金を授与した。
さらに、ダナン市が麻薬の中継地となっている現状に警鐘を鳴らし、中央政府との二重行政体制移行を視野に入れた組織的対応の強化、ならびに住民による草の根的な監視体制の重要性を訴えた。
当局は現在も、密輸ネットワークの全容解明と組織壊滅を目指し、引き続き捜査を進めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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