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盛り上がる建国記念日、若者の間で「愛国スカーフ」が大流行

<写真:24h.com.vn>
9月2日のベトナム建国記念日を目前に控え、「愛国スカーフ」と呼ばれる赤地に黄色い星があしらわれたバンダナが、若者を中心に人気を集めている。
SNS上ではこのスカーフを取り入れたファッション投稿が相次いでおり、象徴的なアイテムとして注目が高まっている。
市場調査会社YouNet Mediaの調べによれば、8月1日から20日の期間中、建国記念日に関連する投稿はSNS上で約147万件に達し、インタラクション数も823万件を超えるなど、関心の高さがうかがえる。
その中でもバンダナは登場から間もないにもかかわらず爆発的な売れ行きを見せ、YouNet ECIの調査ではアクセサリー部門の売上の実に86.6%を占めた。
このバンダナは一般的に110×55cmの大きさで、シルクサテンや絹混素材で作られている。
首や頭に巻いてファッションの一部として取り入れるスタイルが流行しており、価格は1枚あたり4万5000〜9万ドン(約270〜540円)である。
デザインには、国旗や独立宣言の一節、ベトナムの地図、ホー・チ・ミン廟のイラストなどが施されており、豊富なバリエーションが展開されている。
TikTokでは、こうしたスカーフを紹介する動画が次々と再生回数100万回を超えており、ファッションと文化を融合させた象徴的なアイテムとしての地位を確立しつつある。
このほかにも、国旗をモチーフにしたライトスティック、ぬいぐるみ、ヘアアクセサリーなどが売れ行き好調である。
一方で、Tシャツやワンピースといった衣類は、前回の4月30日の連休と比較して売上が減少しており、これは購入者が既存品を再利用しているためと見られる。
ハノイ市では建国記念日に向けて、様々な大規模イベントが続々と予定されており、関連商品の需要は今後さらに高まると予測される。
SNSと電子商取引が融合することで生まれたこの熱狂は、販売業者にとって絶好の商機となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。