おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

上半期の国際観光客伸び率、日本とベトナムが世界首位

2025年09月16日(火)07時00分 公開
上半期の国際観光客伸び率、日本とベトナムが世界首位

<写真:cafef.vn>

 

国連世界観光機関(UN Tourism)が発表した2025年上半期の報告によれば、ベトナムは日本と並び、世界で最も国際観光客の増加率が高い国となった。

 

2025年上半期における世界全体の国際観光客数は、前年同期比で5%増の約6億9000万人に達し、パンデミック前の2019年と比較しても約4%の増加となった。

 

中でもベトナムと日本は前年比21%の増加を記録し、他国を大きく上回る成長を見せた。

 

これに続く国としては、モロッコが19%増、韓国が15%増、マレーシアおよびインドネシアが各9%増となっている。

 

ベトナム国家観光総局の発表によれば、2025年上半期に訪越した外国人観光客数は約1100万人であり、前年同期比で17%増、2019年同期比では約1.3倍となった。

 

また、1月から8月までの累計では約1400万人に達し、前年比22%の伸びを示した。

 

この急速な回復にはビザ緩和策や観光プロモーションの強化、新規国際線の開設などが寄与したと考えられる。

 

地域別に見ると、アフリカが前年比12%増で最も高い成長率を示し、アジア太平洋地域が11%増、欧州が4%増、南米が14%増となった。

 

一方、中東は4%の減少を記録したが、それでもパンデミック前と比較すれば29%の増加を維持している。

 

観光業による収益も全体として好調であり、日本は2025年上半期に18%の増収を記録し、英国では3月までの期間で13%増となった。

 

さらに、中国からの海外旅行支出も16%増加しており、観光産業の国際的な回復傾向が裏付けられている。

 

一方で、輸送および宿泊コストの上昇、経済的不透明感、地政学的な不安定要因といった課題は依然として存在している。

 

旅行関連のインフレ率は2024年の8%から2025年には6.8%に低下する見通しであるが、パンデミック前の水準である3.1%を依然として大きく上回っている。

 

こうした情勢下においても、UN Tourismは2025年通年の国際観光客数が前年比で3〜5%の成長を維持するとの見通しを示している。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板