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ハノイの自宅で中絶薬使用、子宮破裂で女性が緊急手術

2025年10月14日(本日)07時00分 公開
ハノイの自宅で中絶薬使用、子宮破裂で女性が緊急手術

<写真:baomoi.com>

 

ハノイ市に居住する27歳の女性が、市販の中絶薬を自宅で服用した結果、子宮が破裂し、重篤な状態で病院へ緊急搬送された。

 

女性はインターネット上の情報をもとに自己判断で薬剤を入手し、使用していた。

 

ハノイ産婦人科病院の発表によれば、同院は11日夜、緊急搬送されたこの女性患者に対して緊急手術を実施した。

 

患者は強い下腹部痛を訴えており、最初は下級医療機関を受診したものの、症状が悪化したため同院へ転送された。

 

診察の結果、胎児は子宮内ではなく腹腔内に存在しており、肝臓および脾臓周辺に出血が認められた。

 

医療チームは子宮破裂と診断し、ただちに緊急手術を行った。処置の迅速さにより、患者は一命を取り留め、現在は回復に向かっている。

 

同院副センター長であるタ・ヴィエット・クオン医師は、自己判断による薬剤使用や、インターネット上の不確かな情報をもとにした処置は極めて危険であると強く警告している。

 

特に妊娠初期であっても、個人の体質や胎児の状態に応じて適切な対応が異なるため、必ず専門医による診断を受ける必要があると指摘した。

 

ベトナム保健省および産婦人科の専門家もまた、中絶薬の使用は厳格な医療管理下でのみ認められるべきであると警告している。

 

不適切な使用は大量出血やショックを引き起こし、最悪の場合には死亡に至る可能性もある。

 

特に子宮外妊娠のような異所性妊娠が見逃された場合、腹腔内出血によって生命の危機を招くおそれがある。

 

妊娠の中断がやむを得ない場合であっても、必ず専門の医療機関において診断と処置を受けることが、患者の健康と将来的な生殖能力を守るために不可欠である。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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