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26年のテト航空券、早期販売も価格高騰続く

2025年12月01日(本日)07時00分 公開
26年のテト航空券、早期販売も価格高騰続く

<写真:vietnamnet.vn>

 

2026年のテト(旧正月)に向けた航空券の販売が開始され、各航空会社は座席数を前年比で約20%増加させているが、それにもかかわらず航空券価格の高騰が続いている。

 

特にホーチミン市発の中北部各都市行き路線では、格安航空券が発売直後に完売しており、利用者からは「高すぎる」との不満の声が上がっている。

 

例えば、ホーチミン〜ヴィン路線では、出発日が近づくほど航空券の価格が上昇している。

 

ベトジェットでは2月12日から15日までの便がすでに完売しており、残る便の価格は片道350万〜400万ドン(約2万700〜2万3600円)となっている。

 

ベトナム航空では同区間のエコノミークラスでも片道520万〜600万ドン(約3万700〜3万5400円)と、過去最高水準に達している。

 

また、ホーチミン〜ハノイ路線でも、2月14日時点における最低価格は片道330万ドン(約1万9500円)、往復では700万ドン(約4万1300円)を超えるのが一般的となっている。

 

このような価格高騰の背景には、地方空港のインフラ制限に起因する発着枠の不足がある。

 

ヴィン、タインホア、ドンホイといった地方空港では発着枠が限られており、需要の集中する時間帯における増便が困難な状況にある。

 

また、利用者の購買行動にも変化が見られ、割引価格を狙って購入を先延ばしにする傾向が減少する一方で、変更可能な高価格帯チケットの需要が増加している。

 

ベトナム航空グループは本年、350万席を提供し、前年比で約20%の増加となっている。

 

ベトジェットも250万席を早期販売しているが、機材の増強には限界がある。

 

サン・フーコック航空やバンブー航空といった中小航空会社による機材追加も、一部路線において限定的な効果にとどまっているのが現状である。

 

タンソンニャット国際空港の担当者は、航空券価格だけではなく手荷物や座席指定、変更・キャンセル手数料なども実質的な負担増につながると指摘しており、利用者に対しては早期の計画と予約、ならびに事前の受託手荷物購入を呼びかけている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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