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ハノイが冬季最悪の大気汚染、12日は一層深刻化する予測
2025年12月12日(本日)07時00分 公開
<写真:24h.com.vn>
ハノイ市では12月11日朝に、大気質指数(AQI)が今季最悪となる「非常に悪い」水準に達し、深刻な大気汚染が確認された。
ハノイ工科大学前の観測所ではAQIが227を記録し、これは健康に深刻な影響を及ぼすレベルであり、今冬で最も高い数値となった。
主な汚染要因は微小粒子状物質PM2.5とされている。
ハノイ市内各地の観測所でも高いAQIが報告されており、グエンバンクー通りでは189、クアットズイティエン公園では151を観測した。
さらに、国際的な大気質モニタリングサイト「IQAir」によれば、同日午前8時30分時点でハノイ市は世界で最も大気汚染が深刻な都市の1つに位置づけられ、AQIは243に達した。
西湖地区では295を記録し、健康に「極めて有害」とされる水準に迫っている。
周辺のフンイエン省やタイグエン省においても同様の傾向が見られ、AQIは200を超える「非常に悪い」状態が継続している。
今後は北部各地でさらに汚染が拡大する見通しであり、とりわけ12日は状況が一層深刻化すると予測されている。
このような状況を受けて、ベトナム政府は関係省庁に対して緊急対応を要請した。
商工省に対しては、発電所や化学工場における排ガス処理の徹底と出力制限を指示し、建設省には工事現場での防塵対策の強化が求められた。
さらに、交通渋滞による排ガスの増加を防ぐため、交通規制や車両の管理も実施されることとなった。
保健省は市民に対し健康への注意喚起を行い、教育訓練省は学校における屋外活動の制限を求めている。
専門機関の予測によれば、汚染は12月14日頃まで続く見通しであり、その後は寒気の流入により大気の状態が改善すると見られている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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