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埋却処分された豚の死骸を販売、295検体からアフリカ豚熱検出
2025年12月29日(月)07時00分 公開
<写真:baomoi.com>
ベトナム中南部のカインホア省において、アフリカ豚熱に感染し埋却処分された豚の死骸を違法に掘り起こし、解体・加工して市場に流通させていた事件が明らかになった。
地元警察は7人を食品衛生法違反の疑いで起訴したことを発表した。
主犯とされるのは、カムラム村に居住するダン・ホアン・ディン容疑者(30)である。
ディン容疑者は6人を雇い、感染豚の埋設地から死骸を掘り起こさせた後、村内の空き地にて解体および冷凍加工を行い、これを市場で販売していた。
本事件は、11月30日にカインホア省警察経済・密輸捜査部門が現場を急襲したことで発覚した。
現場では合計304頭にのぼる豚の死骸や衰弱した豚が発見された。
そのうち146頭は既に解体されており、125頭は死亡、33頭は生存していたものの、いずれも重度の衰弱状態にあった。
押収された豚肉の総量は5104kgに達し、総額は約8億5000万ドン(約520万円)と推定されている。
押収された304検体のうち、295検体からアフリカ豚熱ウイルスが検出された。
警察は、本事件が食品安全を著しく脅かすのみならず、消費者の健康および生命に対する直接的な脅威であり、さらに畜産業や環境にも深刻な悪影響を及ぼすものと認定し、捜査をさらに拡大している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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