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ホーチミンの公共交通、電動自転車を導入
<写真:danviet.vn>
ホーチミン市は、テト(旧正月)を前に電動自転車500台を公共交通網に追加導入する方針である。
運営はチーナム(Trí Nam)社が担当し、既存の公共用自転車サービスに続く形で展開される。
今回導入される電動自転車は、ペダルと電動モーターの併用が可能な仕様である。
バッテリーは市内各所に設置されたステーションで交換可能となっており、残量が少なくなると自動的に警告が表示される仕組みである。
利用者は警告が出た際には交換ステーションに戻る必要があるが、バッテリーが切れても通常の自転車として走行可能である。
利用料金は30分あたり2万ドン(約120円)と、従来の自転車に必要な5000ドン(約30円)の約4倍に設定されている。
60分利用時は3万5000ドン(約210円)、120分では6万5000ドン(約390円)となる。
利用手続きは、TNGOまたはZaloアプリを通じてQRコードを読み取ることで、貸出および返却が可能である。
ホーチミン市では2021年末より公共用自転車サービスが開始され、現在では52カ所のステーションに約500台が配備されている。
導入初年度の2022年には約32万回の利用があったが、2024年には8万件にまで減少している。
これについて運営側は、体験目的の利用が一巡し、実需フェーズへと移行していることが原因であると分析している。
従来型の自転車に対しては、長距離や迅速な移動に不向きとの指摘もあり、今回の電動自転車の導入によって移動の柔軟性が高まり、バイクとの競争力強化が期待されている。
ホーチミン市公共交通管理センターは、電動自転車の導入が環境配慮型の都市交通を推進するものであり、バスや将来的なメトロ路線との連携強化にも寄与すると評価している。
ホーチミン市では近年、マイチートー通りにおいて自転車専用レーンが新設されるなど、公共交通との一体的な利用促進に向けた取り組みが進められている。
なお、チーナム社は2025年12月にハノイ市内でも電動自転車500台の配備を予定しており、今後さらなるエリア拡大を計画している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。