おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

テト輸送が過去最大規模、高騰する運賃に利用者困惑

2026年01月26日(本日)07時00分 公開
テト輸送が過去最大規模、高騰する運賃に利用者困惑

<写真:vneconomy.vn>

 

2026年のテト(旧正月)に向け、ベトナム国内の航空・鉄道各社は過去最大規模の輸送体制を構築しているが、運賃の高騰と混雑の深刻化が続いている。

 

特にテト直前の時期には、主要路線で座席が売り切れとなり、残席がある便でも高額な料金が設定されている。

 

ある人物がテトの約3週間前に帰省のための航空券を検索したところ、目的地であるビン行きの多くの便が既に満席で、残っている座席も片道500万ドン(約3万円)を超えていた。

 

同人物は最終的にハノイ行きの便を手配し、そこから自動車でビンへ向かうという迂回ルートを選択せざるを得なかった。

 

地元メディアの調査によれば、テト前後のピーク期間である旧暦12月24日〜26日には、ホーチミン発の便の多くが満席か、特別席またはビジネスクラスのみの販売となっている。

 

例えばベトナム航空のホーチミン〜ハノイ便では、特別席が530万ドン(約3万1800円)、ビジネスクラスは1000万ドン(約6万円)近くまで上昇している。

 

ホーチミンから地方都市への便も同様の状況であり、ビン、ダナン、タインホア、バンメトートなどへの路線では、ピーク時の座席はほぼ埋まっており、価格も高止まりしている。

 

この背景には、テト特有の一方向的な需要の集中がある。

 

テト前には南部から北部への帰省需要が集中し、テト後にはその逆方向の復帰需要が発生するため、航空会社は片道の空席を抱えて運航せざるを得ない。

 

このコストを補填するため、需要が高い片道の運賃が引き上げられる構造となっている。

 

それにもかかわらず、航空各社は前年を大幅に上回る規模での輸送体制を整備している。

 

ベトナム民間航空局によると、旧暦12月15日から1月15日までの期間に、国内線では前年比31%増の2万7200便、国際線では17%増の9700便の運航が予定されており、総座席数は780万席に達する見込みである。

 

鉄道も同様にテト需要への対応を強化している。

 

ベトナム鉄道公社によれば、1月19日時点で22万7000枚の切符が販売されており、特にテト直前およびテト後の南北統一列車はすでに満席となっている。

 

残席がある日程や区間も存在するが、平均で5〜10%の運賃引き上げが行われている。

 

2026年のテトにおいて鉄道各社は、791両の旅客車両を使用して906便を運行予定であり、ホーチミン〜ハノイ間では38万4000席を提供する計画である。

 

これは前年と比較して7%の増加となる。

 

また、ハノイ〜ダナン、ビン、ラオカイ間で22便、ホーチミン〜ニャチャン、タムキー、ダナン間では11便の追加便が運行され、約1万2800席が新たに供給される見通しである。

 

このように航空・鉄道ともにテト需要に応えるための輸送能力増強が進められているが、依然として運賃の高止まりと混雑は解消されておらず、利用者には早期の予約や代替ルートの検討といった柔軟な対応が求められている。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2026 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板