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Viettel元CEO、ベトナム通信情報大臣に
17日、軍営電話通信会社Viettelの元CEOであるNguyen Manh Hung氏は、公式に情報通信大臣に任命されたという。
<ベトナム情報省の大臣に新たに任命したNguyen Manh Hung氏(VnExpress/Vo Haiより)>
今回の就任は、国会代表の469人中461人がNguyen Manh Hung氏の任命に賛成したため決定された。
少将であったHung氏はロシアで電気通信額学を専攻し、オーストラリアで通信学の修士を取得した。また、ハノイで会計学の学士も取得したという。
Hung氏はハノイから北西方向に2時間程の場所に位置するPhu Tho省出身で、1989年に当時はSigelcoとして知られていた、のちのVittelへ入社した。1995年、テクニカルアシスタントから投資顧問へすぐに昇進した。2014年から昨年7月の大臣に任命されるまで、同氏はVittelのCEOを務めた。
同氏は、現在、海外10カ所に事業を展開するベトナムトップの電話通信サービスプロバイダーであるViettelの発展に重要な役割を果たしたと言われている。昨年、Viettelは249兆5000億ドン(約1兆2475億円)の収益を上げ、今後2年間で世界の電話会社トップ10に入ると期待されている。
前任のTruong Minh Tuan氏が公式に解任されたことによりHung氏が情報通信大臣に任命された
7月から、首相の許可なしに国営電話通信会社のMobiFoneが運営する民営放送のAVGを獲得する決定を承認したため、Tuan氏は役職を一時的に停止させられていた。
2016年初め、ベトナムで3番目に大きい電話通信会社のMobiFoneは、AVGの保有する株の95%を獲得し、有料チャンネル市場を解禁したとしてメディアで大きく取り上げられた。
政府検査官は、今回の額は投資に関する法律に反しており、国家予算内の7兆ドン(約350億円)の損失が予想されると結論づけている。
現職の大臣が辞任させられるのは今回が初めてだ。
Tuan氏の調査後、政治局は新たにHung氏を情報通信大臣に任命したという。
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