2018年対ベトナム海外直接投資額、2兆円に
2018年12月26日（水）00時00分 公開
＜ハノイの機械工場で働く労働者（写真提供：Reuters/Kham）＞
2018年、ベトナムへの海外直接投資額は前年比9.1%増の191億ドル（2兆1081億円）にのぼった。
しかし、計画・投資省によると、原資や株式取得の新たなプロジェクトへの海外直接投資額は前年同期比1.2%減の354億6000万ドル（約3兆9138億円）だという。
今年始めから、約180億ドル（約1兆9867億円）に及ぶ3046件の新たなプロジェクトに投資証明書が与えられている。約1170件のプロジェクトが計75億ドル（約8277億円）の追加投資を受けている。残りの投資額については合計6500件の出資や外国人投資家による買収が報告されている。
2018年、外国人投資家は18分野へ投資を行なっている。加工・製造業への投資は165億ドル（約1兆8211億円）と最も高く、続いて不動産業が66億ドル（約7284億円）、小売業が36億ドル（約3973億円）だ。
今年、ベトナムへ海外直接投資を行う国や地域の中で日本は投資額が最大であり、韓国とシンガポールが続いた。ベトナム国内の投資先ではハノイが最大であり、続いてホーチミン、ベトナム北部のハイフォンに投資が集中している。
今年、ベトナムは主に銀行や金融、林業、漁業の分野へ約3億8000万ドル（約419億4154万円）の海外投資を行なっている。ベトナムの投資家は38の国と地域に投資を行なっている。ラオスへの投資額が最大であり、オーストラリア、アメリカ、カンボジアと続いている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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