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日本、ハノイ・To Lich川の水質浄化装置を支援へ
<最新のバイオナノテクノロジー装置が排水を浄化し、To Lich川の異臭を軽減させることが期待されている>
13日、国連環境計画の専門家兼日本環境技術推進機構(JETPO)の役員のヤマムラ ダダシ氏はベトナムのNguyen Xuan Phuc首相と会談を行い、日本がTo Lich川の水質浄化や汚染による異臭の除去をするバイオナノテクノロジー装置の設置を計画していることを明らかにした。
最新のバイオナノテクノロジー装置の3日間の稼働で、To Lich川の水質浄化と悪臭軽減が期待されている。
ヤマムラ ダダシ氏は今回の提案をするため、2年間にわたり、調査や研究に時間を費やしたという。同氏やPhuc首相は今回の装置がベトナムの廃水処理分野で活躍してくれることを期待している。
Phuc首相は、To Lich川〜タイ湖にかけて無料で試験的に設置される最新技術を用いた浄水装置に感謝の意を表し、歓迎した。
山村正氏が言及した汚水の問題はベトナムにとって解決すべき問題だという。
Phuc首相は、To Lich川〜タイ湖にかけて無料で設置される新たなテクノロジーを用いた浄水装置に感謝の意を表し、歓迎した。
同首相は、今回の装置は素晴らしく、共産党やベトナム政府の工業化や現代化における環境保護の強化という政策にも合っているとつづけた。
ベトナム政府高官は、日本による浄水処理実施における資金援助に感謝しているという。
同首相は、その他の地域でも浄水処理が行える基盤をつくるため、日本の専門家と日越環境改善株式会社(JVE)が天然資源環境省やハノイ人民委員会と共同で研究し、規制に沿った上で質や効率のよい計画を決定するべきだとも話した。
これまで経験のある日本側は、ハノイでの浄水計画を成功させることができるだろうとも続けた。
計画の実施後、天然資源環境省は結果を収集、評価し首相に提出する予定だ。
To Lich川は全長14km、都市部のBa Dinh区、Cau Giay区、Dong Da区、Thanh xuan区、Hoang Mai区と郊外のThanh Tri区を流れている。近年、To Lich川の悪臭と汚染が問題になっており、地元住民や観光客も水質汚染を懸念しているという。
<日本が水質浄化の支援をするTo Lich川。悪臭と水質汚染を懸念する地元住民と観光客も多い。>
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